GLOCK(グロック)
あらゆる装備に合わせやすい定番ハンドガン
サバゲープレイヤーであればGLOCK(グロック)の名は誰しもが聞いたことがある銃の1つではないだろうか。ハンドガン、ピストルの中ではM1911やM9と並ぶ定番中の定番だ。しかし、グロックはそれまでのピストルの概念を大きく変えたうえに、それでいて世界中で定着した銃であるということが何よりも大きい意義である。
グロックは1980年代に開発されたハンドガンだが、元々銃器メーカーではなかったためそれまでの常識に捉われない斬新な機構・材質・デザインで設計された。ポリマーフレームオートは当時から少なからず存在はしていたもののまだ一般的ではなく、発売当初はかなり特異な存在として見られていた。現代でも、他メーカーとは大きく異なるデザインについては賛否が分かれる所ではあるだろう。
オーストリア軍の1980年の新制式拳銃のトライアルをきっかけに銃を開発開始し、並みいる他メーカーの強力な候補たちをはねのけ制式採用を勝ち取ったことで、グロックは一気にその座を確たるものにした。強度的に問題があるのでは?と思われたポリマーフレームも実射性能では問題が無く、逆にハンドガンの軽量化を実現するなど現代の標準の基礎を築いたのがグロックの成功と言っても過言ではないだろう。
グロックはセーフティについても他のピストルとは大きく異なる部分がある。ストライカー方式でハンマーを持たない撃発機構であるが、トリガーを空撃ちで引くとそのままセーフティーがかかる構造になっている。これはガスブローバックのエアガンでも多くのモデルで再現されており、サバゲーフィールドでも実用的な仕組みである。
他にも、全体的にシンプルなデザインにすることにより装備類に引っ掛かりにくくするなど、実用面に徹底的にこだわった結果がグロック特有のデザインに繋がっている。
グロックは現在では各国の軍・法執行機関・特殊部隊など国や職種に関わらず多様なプロフェッショナルに使われているほか民間での人気も高く、発売当初から基本形を変えずに40年近く愛され続けている。第5世代になっても改良箇所は数あれどシルエットはほとんど変わっていないのは他メーカー・他機種でも中々例を見ない。
こうやって築き上げた汎用性の高さがグロックの魅力の1つで、ミリタリー系からLE(法執行機関系)系、特殊部隊や一般職、民間系などありとあらゆるサバゲー装備に合わせても違和感なく持てるのが強みである。
軽装でハンドガンをメインに立ち回る時も、ライフルをメインにサブウェポンとしてハンドガンを持つときも、あらゆる装備に合わせやすいのがグロックなのだ。
GLOCK各モデルについて
GLOCK17
一番最初に開発された9mmパラベラム弾を使用するフルサイズモデル。何故17という名称がつけられたのかは諸説あるが、以降のモデルはこの17をスタートに発売順に18、19と名称が付けられている。
第5世代(Gen5)となった現在でもグロックを代表する標準モデルであり、各社エアガンメーカーでもグロックをエアガンとしてモデルアップする際は必ず通る道である。
VFC/Umarex GLOCK17 Gen5 ガスハンドガンはこちら
WE GLOCK17 ウィルソンコンバット ガスハンドガンはこちら
WE GLOCK17 Gen5 TAN ガスハンドガンはこちら
GLOCK19
GLOCK17と同じ9mmパラベラム弾を使用しつつそのままサイズを小さくしたコンパクトモデル。総弾数はG17に比べ2発少なくなるものの、携帯性の向上や軽量化などの面で利点が多いせいか特殊部隊や法執行機関などで使用例が多くプロフェッショナルに好まれる傾向がある。民間市場においてもG26が登場するまではそのコンシールド性の高さから1番人気であった。
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VFC Umarex Glock19 Gen.3 ガスハンドガンはこちら
WE GLOCK19 ウィルソンコンバット ガスハンドガンはこちら
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Glock19X
GLOCK19のスライドにGLOCK17のフレームを組み合わせたクロスオーバーモデル。正式な製品版としては初のタンカラーというのも特徴の1つ。アメリカ陸軍のモジュラーハンドガンシステムのトライアル参加をきっかけに誕生した。
VFC Umarex Glock19X ガスハンドガンはこちら
GLOCK45
タンカラーのみのGLOCK19Xをグロック基本カラーであるブラックにしたモデル。
WE GLOCK45 ウィルソンコンバット ヴィッカーズエリート ガスハンドガンはこちら